農業プロデュースにとって「マルシェ」という場は・・・

事業の1つ「場のプロデュース」として、都内3か所でマルシェ事業を展開しております。

その1つ、「ヒルズマルシェ」が2016年10月で8年目に突入しました。

NPO法人農家のこせがれネットワークとして事務局を引き受けさせていただき、

昨年春から弊社(株式会社AgriInnovationDesign)の方に事務局を異動させていただき

当初、出店者の1枠だったところから、途中から事務局業務を担当させていただきました。

(・・・懐かしい、あの頃はまだ相当痩せていた。。。)

 

さてさて、そんなマルシェも今では都内をはじめとして全国各地に広がっており、

あちらこちらで見かけるようになりました。

弊社にとってマルシェは

★ 「地方」と「都市」を結ぶ場

★ 農家にとっての学び場

★ お客様にとっての食を楽しむ場

と捉えています。

元々農林水産省の事業で始まったマルシェ(2009年度事業で全国にて展開された)で、

農業者が都市部で収益を上げる場を作るという目的でした。

マルシェ出店=利益が簡単にあがるとは思っていませんが、

東京というマーケットを知る、都市消費者と相対で商品提供をする

などを行うことで、作物展開や商品開発、販路開拓への学びとしてつながっていけばと思ってます。

もちろん、中には毎週来られて自社の収益の柱の1つとされている方もいますが、

そうなる為には長い時間が必要となります。(継続的に1年程度の出店は必要=リピーターを捕まえる)

 

地方での仕事もさせていただく為、

From 地方 To 東京

を考えている農業者にとって、いきなり営業や進出ではなくこうしたマルシェを活用してほしいと思ってます。

講師を務める、女性農業次世代リーダー育成塾でもヒルズマルシェでの出店を通じて、

BtoCの難しやさ、小売・営業の厳しさなどを実感してもらっています。

もっともっと多くの農家の方に来てもらいたいなとも思っています。

 

また、「小学生のなりたい職業1位を農家に」を標榜する弊社としては、

農家や農業と無縁のお子さんやお母さんが、こうした場で接点をもてることで、

メディアで見る農業や農家とは違う感覚を捉えてもらえればと思いますし

そこで売られている新鮮な農産物や良質な加工品と出会うことで、食事の楽しさが増えてくれればと思います。

近隣住民やオフィスワーカーにとって生活の一部となるようなマルシェを構築することで、

そうした食や農とのつながりを増やしていきたいと思っています。

 

さてさてヒルズマルシェ10周年はどう盛大に展開していこうか・・・わくわくしますね!

3年目となる女性農業者の経営塾、今年度も開始!!

2014年度から行っております

女性農業次世代リーダー育成塾(農林水産省補助事業)

の第3期が6月末から始まりました。

 

昨年までの2期を講師陣などで振り返り、

2年分での気付きをいかして3期生では1つの完成形としての研修フォームを構築していく予定です。

そんな3期目も30名が

北は北海道空知郡上富良野町から

南は鹿児島県南九州市頴娃町まで

18道府県からと全国各地から参加されています。

 

▼第3期生と講師

_DSC0159

 

第2期までを踏まえた修正部分としての一番大きなことは

対象者と得られる成果をもっとこちら側がぐぐっとよせて提示していかないといけないということでした。

その為第3期は、受講対象者をより明確にして入塾説明会を行いました。

まず「育成塾とはどんなところ?」という部分では4つの提示を行いました。

1)「事業の成功」を最優先します

2)事業経営について自ら考え、適切な判断ができる人材を育てる場です

3)マルシェ・FOODEXでの販売方法・スキルの習得、拡販だけを目指す場ではありません

4)多様な人たちと協働し、お互いの姿から学び合うことを求めます

 

そして、

「育成塾で得られる成果」とはでは2つの成果をあげさせていただき、

1)自農園・自社の事業の

①進むべき方向性

②実現に向けてまず取り組むべきこと

を明確にできます

2)経営に携わる人材に求められる意識、思考、コミュニケーション、行動が鍛えられます

の2点としました。

 

そして本質としては、

「教わる」ではなく、「気づく」「考える」力を伸ばせるようにしていき、

卒業後も自分で自主自立した経営者になるべく授業を進めていきます。

その授業の方法では前回までと同じですが、

座学にとどまらず、実習・実践、現地訪問と様々な角度から学びをしていただきます。

 

難しい言葉を並べ立ててではなく、

不要な情報を過度に与えるのでもなく、

儲かりそう!というありもしないヒントを教えるのでもなく

学び、試してみて、気付きを得て、自社の経営に反映させていく

を繰り返し繰り返し3月まで行っていきます。

 

▼フィールドワークの振り返りをグループワークしている様子

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▼「商圏」を理解すべく巣鴨を訪れて学ぶフィールドワークの様子_DSC0258

 

さてさてこうした受講生が3月までにどういった変化が訪れるか、

昨年に引き続きこの成長していく意識や表情をみていくことができるのが楽しみです!

 

しかし、残念ながら

女性だけが対象とするこの授業の意味や価値は、前にもこのブログでも書きましたが、

今回も夫の理解がまだ得られていない、家族が話を聞いてくれない

という状況で参加されている方もおります。

私から言わせるとそんな男性経営主は

小さな世界でお山の大将を気取って、必要のない自己満足というプライドを満足させる

私の20代前半と同じような、思い出すと恥ずかしくて穴掘って埋めてしまいたくなる状況から

早く意識と行動を脱却していただき、

女性というよりも、もう1名のビジネスパートナーをぐんぐん成長させて、

一緒に利益の出る事業体としての成長を遂げてほしいなと思います。

ジェンダー問題というよりは、単純に無理無駄ムラをなくして効率的に考えれば、そうなるよねって思います。

私自身が再びそうならないように自戒の念を込めて、蛇足ですが書いてみました。

東神楽町農業プロデューサー就任

今年度から故郷、北海道東神楽町の農業プロデューサーに就任しました。

これから複数年かけて、東神楽町に関わらせていただきます。

 

任命式

▲任命式の様子(右:山本進東神楽町長)

 

さて、私の役割は

東神楽町がつくった地方版総合戦略に則っての活動となります。

東神楽町が掲げているキーワードが「東神楽流」

そしてそれを実現する為の№1政策パッケージというのがあります。

そのパッケージの1つに

「多様な人材活用ネットワーク№1のまち 」というのがあり、

その外部人材として関わらせていただき、東神楽流の農業№1プロジェクトをつくっていくことです。

プロデューサーの私の仕事は、つなぐことだと思っています。

町が掲げる政策個々の事業者が考えている想いやビジョンは必ずしも合致はしていません。

もちろん、事業が成功して成長していくことという大前提は同じです。

そこで私の1年目は、ひたすら町内の農家さんと対話し続けることです。

個々の農家さんが何を考え、何をしたいのか、町(チーム)として何が出来るかを話し合っていきます。

その上で、町の政策と合う形で分解・加工・構築をしていくことです。

20160628東神楽町

そして、新しいプロジェクトを立ち上げていくことにこれからしていきます。

町民、農業者、行政を巻き込んで、まずは静かな波からいずれ嵐を巻き起こしていきます!

 

ちなみに、東神楽町をご紹介するとと思い簡単な名刺も作りました。

そう、1番は旭川空港がある町なのです!空港まで役場から車で5分!!

そしてひろーいイメージがある北海道ですが、179市町村の中で5番目に小さいのです。

その面積が68.50km2と山手線の内側よりやや大きいぐらいです。

名刺

 

さてさて、これからどんな楽しい未来が待っているか・・・いや創るかワクワクしますね!!

東神楽町の皆様

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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