【代表ブログ】虎の威を借る狐、無名はブランドを借りてなんぼのPR

昨年度より、「東神楽町農業プロデューサー」を拝命し、活動をしております。

一番言われる質問は、「そこどこ?」です。

そう、知名度はほぼ皆無の北海道の市町村の1つなのです。

※ちなみに、住民の住みやすさや利便性などを測る指標では道内179市町村中3位ですから!!

さて、東神楽町ココです(旭川空港のある街です、というと何となく理解が・・・)

その東神楽町農業プロデューサーとしての活動として、5月19日・20日の2日間で

1)ヒルズマルシェ・ワテラスマルシェでのアスパラ販売

2)アスパラナイトvol.03

を開催いたしました。

 

目的は2つ

1)東神楽町や東神楽町農産物の美味しさをアピール!

2)東神楽町農業者に、東神楽町の価値や魅力を認識してほしい

 

東神楽町のメイン品目はお米、他に葉っぱ類などもありますが、今回選んだのはアスパラガス。

何故かというと、他の品目ではアピールにならないからです。

「東神楽町」の認知度が無い中では、

最終的に「東神楽町」につながるキーワードを投げかけていかなければいけません。

 

よく見るような、

「東神楽町から来ました!」と声をかけたり、パンフレットをひたすら配布をしても

右耳から入って左耳から通過するか、一瞬パンフレットに目がいくかになり記憶に残りません。

そう、東神楽町を何かと結び付けて印象をつけないことには意味が無いのです。

そして、それは街の今後の価値と紐づかなければいけないです。

●●が出身でいます!

とかをしたところで、それが歌手だろうがマンガ家だろうがその人一代限りのお話。

ということで、

農業の街である東神楽町の価値を最大限伝えるべく行うのに、

活用させていただいた「紐づける何か」

・北海道

・アスパラガス

の2つです。

北海道は、地域魅力度ランキングで8年連続1位とダントツの人気を誇り

アスパラは、旬と見た目の太さから美味しさ、しずる感が伝わるアイテム

 

この2つのキーワードをくっつけることで、ようやく東神楽町のPRができるのです。

 

実際に行ったマルシェブースをみていただくとわかりますが、基本全面にひたすらアスパラを陳列。

見た目の食べたい!買いたい!インパクト勝負です。

 

 

▼5月19日ワテラスマルシェのブース設計

▼5月20日ヒルズマルシェのブース設計

売り方としては、

「新鮮で美味しい北海道産のアスパラガス」の一点勝負です。

はい、販売時に余計に東神楽町とか言いませんし要りません(笑)

完全に虎の威を借る狐戦法です

しずる感溢れるアスパラガスに近づいてきて、北海道産ということでさらにぐぐっと興味をひき

購入しようとする、もしくは購入してくれる方に対して、「東神楽町から直送なんです」と伝えます。

2つのブランドからの東神楽町PRでいいのです。

そうすると、そこでお客さんは「どこ?」となるので、そうすると下記のパネルが力を発揮!

旭川空港がある場所で旭川市と隣接してるんです。

とパネルを差しながら伝えると、購入する(したい)=興味関心がある=そこに刷り込む

ことにつながるので、印象付けは強くなると考えています。

パンフレットも無理に渡さなくてもここまでの流れの中で自らとっていってくれます。

さらに興味を持ってくれる方や詳しく知る、購入動機を高める用にこちらのパネル。

雄大な大地を背景にしたアスパラの写真で、大自然やアスパラの収穫方法を知ってもらうのと

90日「しか」という書き方で非常に短い期間しかとれない、限定感を演出です。

ここまで仕込みが出来ていれば、販売現場としては完成で、

ワテラスマルシェでは30kgが2時間半で完売しました。(倍ぐらい用意しておけばよかったと後悔)

 

後は、家で食べてもらって「美味しい!!」と絶叫する中で、

家族との会話で、どこのアスパラなの?となり、東神楽町という名前が出てくれば刷り込みは完了。

特に観光地があったり、有名な農産物があるわけではないので、

それ以外に東神楽町の名前を聞く機会はほとんどないかもしれませんが、

ふとした時に北海道・美味しいアスパラと紐づいていれば、記憶が蘇るのも簡単だと思ってます。

 

 

さらに、そのディープな刷り込みイベントがもう1つのアスパラナイトです。

東神楽町で朝収穫したばかりのアスパラガスを飛行機で持ってきて、夜に都内で食べるというもの。

先ほどの「北海道」「アスパラ」にさらに、

ほぼ現実的には出来ない「北海道から朝収穫」という虎の威を借りてのイベントです。

毎年リピーターいるこのイベントで実施するのは、

1人あたり約500gも用意しているアスパラをただひたすらに食べる、食べる、食べることです!

毎年、参加者には非常に好評で、年に1回しか実施しないため、昨年不参加から満を持しての今年参加

という嬉しいかがたもチラホラ。

みなさん困ったことに他のアスパラが1年間食べられなくなるという病もしくは呪い?にかかります。

そして、言っていただくのが、

「もっと他の品目でも東神楽町をアピールするこういうイベントやったらいいよ」

という投げかけ。

そこなんです!

確かに1年に1回では刷り込みも弱い!

しかしここで、調子に乗りじゃあとお米や他の野菜で実施をしよう!となっても

マルシェ販売でのPRもアスパラナイトのようなフードイベントも、販売・集客で成立しないです。

それは、冒頭にも述べた、

「どこ?」と言われるレベルの知名度しかないからなのです。

これが美瑛・富良野と東神楽町付近の有名な街ならまだやれますが、東神楽町ではまだ早いのです。

ですので、

地域の知名度を正しく把握したうえで、東京でPRなどをしたい場合は、

虎の威を借る狐戦法から入っていき、ゆくゆくは虎になるべく活動をしていく必要があると思います。

その為、目的の2つ目にも書いた、

2)東神楽町農業者に、東神楽町の価値や魅力を認識してほしい

という部分にある通り、こうした活動をきちんと地元の農業者や行政にも報告をしていかないと、

「予算があるからやった」というだけの無味無臭な活動に陥ってしまうと思います。

 

さてさて、何年後に東神楽町が虎になれるのか、東神楽町農業プロデューサーとして頑張ります!

 

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