■首都圏マルシェとは
1)生産地ではなく消費地において開催されるマルシェを指す
2)首都圏マルシェ=コミュニケーション型移動小売業である
■4つの定義
1)主催/事務局 2)出店者 3)都市生活者 4)地方
1)主催/事務局
【定着性のある場所へ】
近隣住民やワーカーに対して定着性のある場所づくりを行うことが、マルシェを日常化させていくことが大前提とする
イベントや一過性、集客目的のために実施するのではなく、あくまで近隣住民やワーカーを対象に食の新しい価値提案を行うものであり、
当団体のvisionである、「マルシェという非日常的な食の市場が、生産者と消費者のライフスタイルの一部になる」を体現するものである
(”マルシェ”の定義)
・開催:月2回以上
・頻度:1年以上継続実施
・規模:10店舗以上
・販売:つくり手or代弁者による相対販売
・商品:食料・生鮮が軸
・対象:近隣住民・近隣ワーカー
2)出店者
【相対販売の価値化】
出店者自ら販売をする為、相対販売での提案力が必要。
一方で、提案ができる価値を使い、一般流通では販売しにくい品質でも販売が可能。
(出店者の役割)
・販売員は生産者か生産者とつながりをもち代弁者として販売できること
・食品衛生法を遵守すること
・専門店(一業態)である
・トレーサビリティが説明できる商品を売ること
3)都市生活者
【非日常から日常へ】
イベントのようにテーマや内容が変わることで楽しんでもらうのではなく、
安定した食の提案をし続けることで、高品質・相対販売の食品購入を楽しんでもらえるライフスタイルを提案していくことができる。
(消費者への約束)
・価値ある食の提案・販売
・日常的な売り場構築
・コミュニティの創出
4)地方
【より身近な東京へ】
地方食材の販路拡大やプロモーションを大型展示会やアンテナショップ以外にも
食への感度が高い消費者が集う安定的に開催される場所(マルシェ)を活用することでより魅力を伝えたり事業者支援へとつなげることが可能。
(地方との連携)
・低コスト高頻度の場づくり
・出店者と連携した地域支援
・店舗も含めたPR展開の実施
詳しくは、
弊社代表脇坂が出版した
「マルシェのつくり方、使い方」をお読み下さい。