GOALの設定方法でやることは変わるが、GOALの目指し方は無数にあるということ

1月は来期の事業固めでバタバタしていることが多いのですが
ありがたいことに一昨年から地域の活性化へ向けたプロジェクトをプロデュースさせていただいております。

頂いた案件をまず噛み砕くことから始まるのですが
まず大事なのはGOALをつくることです

最初に依頼された内容を確認していきつつも
依頼者や現場の方々とお話をしていくと
言われていることと本当に求めていることが違うことがあります
違うといっても的外れということではなく
その先にあることが多いのです

ま、よく聞く若者のセリフで
「起業したいんです!」
と言う若者がいますが、
本当に【起業】がGOALなのか?!
と突っ込みたくなりますよね

株式会社つくりたいなら書類書いて30万用意したら誰だってつくれますから
お~!社長になったぞ~!!
って思ってGOALなのでしょうか?

っと話がそれました
そこまで極端にわかりやすければいいのですが
表面的な言葉やデータを鵜呑みにしていると見落とす可能性があります

例えば
○○市で就農者を増やしたいので手伝って欲しい
と言われたとします

GOALは就農者の増加なのでしょうか?

「何故就農者を増やしたいのですか?」
とまぁ尋ねますよね
「地域から人が減り、かつ高齢化が進み後継者もいないんです」
と言われるとしましょう
さて、GOALはなんでしょうか?

私にはこの段階ではまだまだ分かりません

なぜなら、ここまでの話だけなら
人が減ったから長く生きてくれる人間がいればいい
という解釈もできますよね?

またどこからの依頼なのか

というのも重要です
行政?事業者?市民?
それによっても解答が変わってきます

業者なら税収があげたいのかな?
事業者なら取引先が減ることがこまる?
市民なら田舎を守りたい?
など連想がどんどんでてきます

なので私が重要視するのが「声」です

現場の方々が本当に何を望み何をしたいのか
それを拾っていくことでイメージを膨らませます
ただ、声といっても鵜呑みにするということでもないです

さてそうしたい声からイメージをふくらませ
GOALを想定してあげて
提案してみてずれていないかの確認
となります
ここまでくるとようやく出番がある可能性がでてきますね

そして議論を交わしながらより精密なGOALを設定したとします

さてGOALにたどり着くにはどうしたらいいですか?

進むしかないですよね?

GOALが決まると議論はわりと白熱してしまうものです
そうすると
「これがいい!」
という正解のように感じるフレーズやカタチが何となく見えてきてしまいます
そして実践してみたらどうやら違うようだぞ?
ということもしばしばあります
もちろんもっと議論を重ねて精度をあげていくことが何より重要なのですが
勢い、進むこともありますよね

そしてやってみて
・・・?違うかな?・・・
と思ってしまったとしても
GOALに到達しないわけではないのです

山を想像してみてください
頂上は1つです
しかし頂上へと続く道が1本しかないということはありません
それは大きな道ではなく獣道かもしれません
それよりもっと険しい道かもしれません
それでもGOALへと辿り着く方法は
一旦戻ってみて周囲をよく見渡して
そして観察すれば見えてくるものです

イメージしていたプロセスとは違うかもしれません
ただ、GOALへ向かうことが重要ならそれは進むべきです

このように
GOALの設定はとても重要ですし
GOALへの登り方は無数にあるものです

そして
もしGOALが間違っていたと思えば
正しいGOAL(山)を見つけ
その頂上を目指せばまたいいのです

何をしてもGOALをすればOKということではありません
ルールやモラルは守りつつ
それまで当たり前のように思っていた道ではないルートがそこにあるかもしれず
そして誰も見たことが無い頂上を見つけることができるかもしれません
それがイノベーションですよね

地域の様々な課題に対して
様々なイノベーションを起こすことができれば
きっともっととても楽しいはず

さて
今年もGOALの設定とGOALまでの道づくりをしていくぞ~!
登るのは私ではなく当事者ですけどね

60歳以上が年3万人再就職!!

農業の新規就農者って少ないですよね・・・

と思われているかもしれませんが
人数だけでいえばそんなに少なくはないんです

H24年の実績では
56,480人
もの農家が新たに誕生しているのです
(※ちなみにその人数を合わせても年間10万人減っていっていますが・・・)

大卒が5万人農家へ?!

とそういう話なら農業の未来も明るいのですが
そうともいえないのです

H24年の56,480人の新規就農者数のうち

就農者数

となっているのです

1年間で新しく農業を始めた方のうち
約半数が60歳以上なのです

一体、ほかのどんな職業がこんな状況になるのでしょうか?

大卒生の就職活動に40年サラリーマンを経験したベテランが同席して
就職先を片っ端からかっさらっていくようなイメージなのでしょうか?!

ちなみに60歳以上の方はほぼ100%が実家の土地を受け継ぐ
つまり農家のこせがれとして戻っている形になります
ですので同じフィールドで新卒者と戦っているわけではもちろんありません

しかし!

彼らは年金生活で実家に戻って家賃もかからず
かつこれまでの蓄えもある方が多いはずです

そしてそうした彼らも農地を耕して生産をして販売をしていきます
その販売先はそれだけで生活を成り立たせようとしている
若手農業者と同じ土俵に乗ってしまいます
これは非常に厳しい戦いを若手農業者には強いられます

そして
先ほどの39歳以下の就農者
15,030人のうち8,160人は農家のこせがれです
一方で
1,540名は
全くの新規で農業を始めた方々になります
彼らは就農直後から経営者としての考えと行動をして
農業で生計を成り立たせていかなくてはなりません
これはやはり容易なことではないです

年間
56,480人のうち1,540名

2.7%

39歳以下という若い年齢で
これまでやったことがない(もちろん経験者もいるとはおもいますが)農業という分野で
勝負をしていこうとしています

60歳以上で実家に戻る方々を否定する気はありません
(但し、色々と区分けはして欲しいですが)

しかし

もし自分の勤めていた会社に
新規雇用で新卒が2.7%しか雇用されず
50%が60歳上だとしたらどう思いますか?

それで活力ある企業として活動し続けるのでしょうか?

新陳代謝が企業にとっても産業にとっても大事だと思います
セカンドライフが農業では
農業側からしてみたら・・・・たまったものではないですね

畑で生産をされるのは
運動としても環境としてもとってもいいことだと思います
ただ、産業としてカウントしたりそれで稼ぎを得ようとしていくのは
若手の芽を積むことになるのではないでしょうか

人が少ない農業界で60歳以上も歓迎するのか
若手がもっと入りやすく第三者継承などを促進していくのか
考えなければいけませんね

地域を旅して想うコト

日本各地へ行っては様々な仕事をさせていただいています
狭い島国
といえども小さなマチ単位で見れば
本当に魅力溢れ、楽しく、素敵な地域がまだまだある日本

海外旅行もいいけれど
海外との仕事もいいけれど
もっと日本のディープな感じを知ってほしい
そうおもいます

2013年の昨年1年間で私がいったエリアや回数はこんな感じでした
どうしてもその年その年で関わらせていただいている仕事の量や内容で変化しますが

【出張日数:87日】
国内81日/海外6日

<17日>群馬県川場村
<11日>長野県諏訪市
<7日>新潟県糸魚川市
<6日>アメリカ・ニューヨーク
<5日>北海道帯広市/山梨県甲府市
<4日>香川県高松市
<3日>新潟県三条市
<2日>宮城県仙台市/新潟県新潟市/長野県塩尻市/香川県三豊市
<1日>北海道札幌市/宮城県白石市/新潟県村上市/石川県白山市/石川県小松市/石川県金沢市
    群馬県高崎市/茨城県つくば市/埼玉県川越市/埼玉県狭山市/千葉県九十九里町
    千葉県野田市/愛知県名古屋市/愛媛県伊方町/愛媛県松山市/愛媛県宇和島市
    高知県高知市/徳島県鳴門市/徳島県徳島市/広島県広島市/大分県

北は北海道から南は大分県まで
33市町村
に行かせていただきました

多くの場所、食、人との新しい出会いがいつもあります
どこにいっても素晴らしさを感じます

地域に行った時に一番残念なのは
「ここには何もない」
という言葉を言われる時です

そんなことは絶対にない!

無いもの探しは辞めましょう!
ネガティブな考え発言は周りもネガティブになります
なんでも「ある」で考えましょう!!

せっかく他から人が来てくれて
良いところですね~
と言ってくれているのに
否定をされては言った方も萎えます

地域活性も同じですが
1つ1つのあるあるネタを掘り出し
そこから宝をつくっていくしかないのです
それこそ
ありもしない宝なんて見つからないですよ

さぁ
2014年はどんな地域で
どんな場所・人・食に出逢えるかな

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