人口3,000人の村の若手が将来を見据えて生み出した、幻のお米

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関わるごとに、行くたびに、仕事をする度に魅力が深まり、魅了される場所がある。

群馬県川場村

面積の多くを山で占められ、周辺には温泉で有名な街や観光地がある、

人口3,000人程の小さな村。

関わりを持たせていただくようになってから、5年。

何度も、何度も訪れていますが、行くたびに好きになり続けていく場所です。

最近はテレビなどメディアでも取り上げられことが多くなっているので、認知度もUPしてきたかもしれませんが、

昔は「東京から近くて行きやすいスキー場」としてスキー利用者にしられているぐらいの場所のようでした。

 

それでも、川場村も他の地域と同様に過疎化は続いており、人口は減少し続けています。

そんな中、川場の30~40代の方々が様々な取り組みを始めているのです。

正直、この方々が非常に素晴らしいということもあり、川場との付き合いはやめられません。

手前味噌ですが、その中には東京農業大学(わが母校)卒業生が数名いらっしゃるということも嬉しいです。

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▲彼は、小林さん。将来川場村の農業を背負って立つ1人です。

 毎年、小林さんの田んぼをお借りして、田植え・稲刈りをさせていただいております。

 

ちなみに、20代農家・後継者候補は数得るほどしかいないという悩みもあります。

そんな川場村の取り組みは、

世田谷区との縁組協定

縁組協定による世田谷区との交流(公立学校の5年生が必ず訪れる)

関東道の駅人気ランキング5年連続1位を獲得し、年々来場者数が増えている「道の駅 田園プラザかわば」

などいろいろとありますが、

代表的な農産物がなかったこの地域で、まさに若手農業者が作り上げたのが

川場村自慢のお米「雪ほたか」なのです。

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ここの川場村のお米は美味しかったにもかかわらず、生産量が少なかったことから

縁故米として販売はほとんどしないで、家族・親族などで食べられていました。

しかし、10年ほど前にこの美味しいお米を販売していこうと考えたのです。

名前の「雪ほたか」は、川場村にそびえる日本百名山の1つ、武尊山(ほたかやま)から名付けられました。

この武尊山から湧き出るきれいでおいしい水と昼夜の気温差

がこのおいしさを生み出しているのです。

しかし、川場村で育てたお米をすべて雪ほたかにしているわけではありません。

組合に参加している農家のお米をすべて食味分析計で検査し、80点以上をつけたお米のみを「雪ほたか」として販売しています。

こうした裏側の取り組みと味の価値をしっかりと裏付けするためにコンクールに出品を始めました。

その結果、日本最大の「米・食味鑑定分析コンクール」では、

4000点以上が日本各地から出店されてくる中で、

最高賞の金賞(30点程度しか選ばれない)を7年連続「雪ほたか」は受賞しているのです。

今年11月に金賞を獲得すれば8年連続の快挙となります。

★7年連続金賞受賞『雪ほたか(こしひかり)』はこちら★

こうした取り組みの効果は、農家自身のモチベーション変化につながっていきます。

雪ほたかの生産者の中で、上記の金賞を受賞した生産者が増えてくると、周囲の農家も負けじと金賞を狙うべく、生産技術の向上に向かっていきます。

やはり受賞者は年配のベテラン農家が多く、若手農家がこれを追随しているカタチです。

目標が日本一、というモチベーションこそが、7年連続金賞につながっているといえます。

 

小さな村で、高齢化、農家後継者不足が騒がれている中でも、まずは今ある地域の農業をしっかりと見直し、

そして村内農家の意欲向上、周囲からの評価、最終的にはIUターンへとつながり

この美味しいお米の味が次の世代へとつながっていくのではないかと思います。

美味しい雪ほたか、本当に自慢の味ですので、一度お召し上がりください。

 

★7年連続金賞受賞『雪ほたか(こしひかり)』はこちら★

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